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潟上水辺の会・トキ交流会館学校ビオトープブログ 2012/6

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佐渡市立加茂小学校3年生のビオトープ体験

[小学生] 投稿日時:2012/06/19(火) 10:37

先日行われた佐渡市立加茂小学校3年生のビオトープ体験作業について、学校及び特定される児童について掲載許可がおりましたので紹介します。



トキ交流会館で、トキの話を聞いた後で、各自長靴と必要な道具を持って整列。小学校の3年生には大きな長靴しかありませんが、ビオトープの中に入ることになるので、我慢して履いてもらいました。



出発前に、道具の使い方の注意をよく聞いてくれました。児童の姿勢がよいですね。普段から、よく指導されている学校でしょう。



各班に分かれて作業を開始しました。水辺の会のお兄さん、お姉さん(?)が指導をします。



なれない道具でしょうが、それぞれの児童が楽しく作業をしていました。この日は取材の方も多かったです。



はだしで歩くのも楽しそうです。電車ごっこも始まります。最後は全員で一つの長い電車になり、校歌を歌いながら歩いていきました。



ビオトープの中にどんな生き物がいるか調べてみようと、高野さんから説明。



ビオトープにはいろいろな生き物がいました。大きなカエルを見つけた児童もいましたね。

小学生が帰った後で、トキやいろいろな鳥が餌を見つけて食べていました。

このビオトープは、夏には雑草が伸びてトキが餌を探すのに苦労をしますが、大学生が草刈機で草を刈る予定です。

『トキ交流会館正面で整備を行なっているビオトープに多くのトキ達 飛来』

[日常] 投稿日時:2012/06/15(金) 10:29

水辺の会が発足以来、環境学習活動支援の拠点としているトキ交流会館。

そのトキ交流会館正面で整備を行なっているビオトープに多くのトキ達が飛来しています。

以前から来ている、NO、88♂・91♂(最近は時々)・97♀・98♂の他に、第6次放鳥の新人トキ2羽が加わり、早朝を中心に入れ替わり立ち替わり飛来をしています。

さらに他の新人トキ2羽が近辺におり、これも飛来している可能性があります。
(また、付近に、ここには降りませんが第2次放鳥で、昨年の有精卵産出ペアNO,08♂&25♀が居て、これら新人トキ達とコンタクトしています)

日中は、背後のお気に入りの林の枝で止ったり、吾潟方向と天王川中流部経由で正明寺方面を結ぶルート線上での休憩地としても利用されています。

3年前から計画準備していた『トキ交流会館から普通に見えるトキ』が「ほぼ実現」から「確かな形」になりました。

『トキ交流会館の中から、トキに影響を与えず、気軽に見える』というのがコンセプトです。

昨日、トキ学校ビオトープ学習に来訪された島外小学校生徒と引率の先生方も、目前でトキ達と出会えました。

ビオトープ近隣の複数個所にも様々な工夫がされていますが、まだまだ整備途上です。


これらのトキ飛来は、1次放鳥のNO,01♂・07♀・13♀・09♂(以上行方不明または死亡)と15♀(死亡)→2次放鳥の有精卵ペア08♂&25♀と24♂(行方不明または死亡)・18♀(今冬受傷保護)→5次放鳥83♀(今冬不明)・88♂・91♂・97♀・98♂→6次個体へと
タスキを繋いでくれたお陰です。

これらトキ達みんなに感謝し、尚一層、生息環境の整備に努めます。

東京工科大学が新穂のビオトープを開拓

投稿日時:2012/06/14(木) 16:02

東京工科大学の学生さんに、毎年新穂潟上のビオトープを整備してもらっていますが、最初の映像が大学生のダイジェストに紹介されていました。



この最初の映像は2008年の放鳥前の作業だと思います。

当時はトキの野生復帰連絡協議会が、大学と佐渡との調整を行っていて、2008年に新穂潟上、2009年に羽茂と上横山のビオトープを開拓していました。

ビオトープを作ってもトキが来てくれないという多地区の悩みとは関係なく、なぜかトキが集まっている地域ばかりです。

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